TBSテレビの藤井健太郎さんが制作したAmazonプライムのバラエティ番組「KILLAH KUTS」のエピソード2「麻酔ダイイングメッセージ」で、麻酔薬をお笑い芸人に使用しダイイングメッセージを書かせるという企画を配信。
あくまでも健康診断のついでに番組を収録したという設定で、お笑いがメインではないという言い訳をつけて配信した。

これに日本麻酔科学会が、麻酔薬の不適切使用であり危険だと厳重に抗議。

藤井さんはTBS「水曜日のダウンタウン」でも、「コロナ対策、いまだに現役バリバリの現場があっても従わざるを得ない説 ほか」という回を放送し、現在でも必要とされる感染症対策をお笑いの対象とするとは何事だと全国の医師らから批判されていた。

近年、⼀部のメディアにおいて、医療において厳格に管理されるべき静脈⿇酔薬が、娯楽やいたずらの⽬的で使⽤される場⾯が⾒受けられます。
特に、10 ⽉ 14 ⽇配信開始の番組において、プロポフォールが内視鏡クリニックを舞台に使⽤され、何らかの外科的処置を必要としない⼈物を意図的に朦朧状態にするという内容が含まれていることを知り、深い憂慮を抱いております。
プロポフォールをはじめとする静脈⿇酔薬は、本来、⼿術や検査時の鎮静を⽬的に、医師の厳重な管理のもとで使⽤されるものです。
特に、これらの薬剤は呼吸抑制のリスクを伴うため、必ず⼈⼯呼吸管理が可能な環境で使⽤される必要があります。
この点については、マイケル・ジャクソン⽒の死亡事故などでも広く知られているように、適切な医療管理が⾏われない場合、⽣命に危険を及ぼす可能性があります。
麻酔ダイイングメッセージ
お見送り芸人しんいち
2024-10-14

当番組における麻酔の投与は胃カメラ検査を目的とし
医師による監修のもと安全性に配慮した上で通常の検査で行われる方法と同様に実施しております
また番組の性質上ご覧になられる方によっては 一部不適切と感じられる場合がございます
予めご了承の上お楽しみください