9月になると始まるWikipediaの寄付のお願い。
広告主に左右されず独立性を守りたいという理念は、日本の腐ったマスコミを見ていれば良く理解できる。

しかしプリウスで池袋を暴走し幼い子供と母親を轢き殺すなどした飯塚幸三さん89歳の悪事が記載されておらず編集保護されているところを見ると、とても独立性が守られているとは思えず、寄付したいとは思えない。
裁判が終わっておらず罪が確定していないというのも解るが、裁判が終わる前に被告人が他界してしまえば公訴が棄却され罪は確定しないわけで、そうなると飯塚さんの死後もWikipediaに悪事を記載することができないということになる。

また優秀な弁護士を雇える資力があったり、政治家や司法に顔が利く大物であったり、捜査や裁判がやりにくい高齢者には、公平な司法の裁きがなされていないという事実も飯塚さんの事件などで広く明らかとなり、「上級国民」という概念が生まれたという点でも、Wikipediaに飯塚幸三さんが記載されるべきだと考える。
しかし「上級国民」という項目も、また削除申請が行なわれている。

そうやって疑い始めると、寄付の金額によって記事の内容が左右されないと本当に言い切れるのかということも考えてしまうのだが。

飯塚幸三 - Wikipedia
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上級国民 - Wikipedia
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