東京ディズニーランド(TDL)での泣ける話を集めて23万部のベストセラーになっている「最後のパレード」がネットからネタを拾ってきただけということが判明。
なかでも問題になっているのは、ドナルド・ダックが車椅子の夫をいたわってくれたという「大きな白い暖かい手」
実はこの話、2004年に社団法人「小さな親切」運動本部のキャンペーンで賞を受けて読売新聞に掲載された「あひるさんありがとう」に酷似。
しかし元ネタは大分県の遊園地での話で、親切にしてくれたのはドナルドではない。
また2ちゃんねるの書き込みからも大量にネタをパクっていることが判明。
TDLのスーパーバイザーを15年間勤めたという経歴を悪用して、「本当にあった心温まる話」と著者が実際に見たことであるかのように読者をだましていた。
著者の中村克さんは日本テレビの取材に「決して悪意をもって書いた本ではない。イメージの悪化を懸念している。断固として戦う」と逆ギレしている。
関連
TDLの話題本 読売新聞掲載のものと酷似 | 日テレNEWS24
(´A`)<咳をしてもゆとり【社会】ベストセラー盗用疑惑、TDL逸話集「最後のパレード」 読売新聞に掲載された作品や「2ちゃんねる」に投稿された文章と酷似
読売新聞の記事には「2ちゃんねる」とあるものの、朝日新聞にはなし。
あの件があってからトラウマなのか、それとも徹底的に無視することにしたのか。
いずれにしても報道姿勢に疑問。
読売新聞:ベストセラー盗用疑惑、TDL逸話集「最後のパレード」
ほかにも、掲載されている複数のエピソードが、過去にインターネットの掲示板「2ちゃんねる」に投稿された文章と酷似していることも明らかになった。
asahi.com(朝日新聞社):TDL話題本「最後のパレード」に盗作疑惑 別本と酷似
同法人では「女性からは対応を一任されている。顧問弁護士と相談して、今後の対応を練りたい」という。一方、「最後のパレード」の発行元は「数多くの書き込みがインターネット上にあり、すでに誰もが知っている話だという著者の判断があり、掲載させていただいた。『盗用』ではない」というが、「大分の女性、社団法人に対して誠意を持って対応させていただきたい」としている。
出版社のメルマガきめえ。
■最後のパレード〜ディズニーランドで本当にあった心温まる話
中村克:著 1260円(税込)
読んだ人の96%が泣いた、
東京ディズニーランドの感動ストーリー33編
※おかげさまで発売5日間で10万部を突破しました。
*
書籍案内を受けている時から泣けてきた
という経験は今まで一度もありませんでした。
チェーン各店からも「チラシを見ただけで目頭に来たよ」という声が続々。
立ち読みをしながら泣いているお客様の姿が目に浮かびます。
(三省堂書店チェーン仕入担当 鈴木昌之さん)
一気に読み終わり、涙が止まりませんでした。
自分がキャストとして働いていたことを、
あらためて誇りに思い、同時に心から感謝できました。
あの頃のキラキラした心を思い出しました。
今日からまた優しい気持ちになれそうです。
(TDL チャイナボイジャー/TDS SSコロンビアダイニングルーム
元キャスト 久保佳子さん)
コピペするのは大変です!
新刊出版のお知らせ:『最後のパレードディズニーランドで本当にあった心温まる話』
私は、日本国民として、地球市民として「どうしたらより良い社会を築けるか」を考え続けていました。 そんな時にサンクチュアリ出版様から出版の話があり、時間はかかりましたが素晴らしい本を出版できることになりました。
中略
※ 本書の売上の3%は日本ユニセフ協会に寄付されます。
TDLと言えばやっぱりこれ!
Amazonの書評も批判と信者(工作員?)の間で戦争状態に。
すでにフラグは立っていたのかw