サウスパークのシーズン13の3話で金融危機。

金融危機で荒廃したサウスパークでは、スタンの父ランディが無駄な消費を否定して清貧に帰ろうと説き、住民たちから指導者としてあがめられることに。
ゲームを取り上げられ、しかたなくリスと遊ぶ子供たち。
そんな中、カイルが「経済を恐れる必要はない。信用が失われただけで、消費は美徳だ」と演説し、異端者として追われることに。
弟子たちとの晩餐の後、カイルは町中の借金(罪)を背負って倒れ、町の経済は少しだけ回復する。

経済をキリスト教に見立てた今回の話、とても奥が深い。
カイルが群衆を前にプラチナカードを手に持ち、「信用がなければプラスチックのカードに過ぎない」と説明するシーンが一番の見どころ。
貨幣経済もまた、一種の宗教なんだよね。

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