噂の!東京マガジンで「ブラックバスを放流してもいいじゃん」というトンデモ発言でおなじみの清水國明がまたしてもやらかした。
噂の現場「僕らの少年野球場を奪わないで!」というコーナーで、農地法違反を公共の電波で堂々と肯定したのだ。
埼玉県にある少年野球場が農地法の許可を取らずに建設されたため、町と農業委員会が取り壊しを求めているという。
もともと野球場は農地だったが、土建業者が地権者達に「土を入れて整える」といいくるめ、産廃混じりの建設残土を埋め立てられてしまったのだという。
途中で気づいた地権者達は止めようとしたが、業者が怖い人だったので土が積み上げられてていくのを見守ることしかできず、業者が去った後には冷蔵庫やTVがあちこちにころがる小高い山が残された。
困り果てた地権者達は町に整備を相談したが、私有地に税金を使うわけにも行かないので、当然町は拒否。
つぎに地権者達は少年野球チームに話を持ち込んで、農地を野球場にすることにした。
野球チームの代表は農地の転用ができないことを知っていたので、「野球場として使いたいとの要望書」や「グラウンド整備のための運搬計画書」を町に提出していたという。
代表は「野球場建設中に町長や町の職員が見に来ていたがなにも言われなかったし、町長は野球チームの名誉会長だった」と黙認されていたことを強調していた。
野球場を元に戻すにはフェンスなどの撤去に1000万円、土を移動させるのに1億円もかかるため、地主と野球チームはグラウンドごと町に寄付したいという。
スタジオではレポートに出かけた清水國明は当然として森本毅郎までもが、農地の転用許可を取らなかった地権者や野球チームの代表を擁護する。
騒動の根本的な原因である建設業者(産廃業者)については、怖いのかほとんど触れずじまいで、叩きやすい町の役人の対応を杓子定規だと非難する。
野球チームの代表や地権者が農地法の許可を取らず、強引にグラウンドを建設したことは非難せず、産廃の上に農地法を違反して建てられたグラウンドを「町が受け取るべき」と主張。
なぜ野球チームの代表が農地法の許可が必要であることを知っていたのに、農地法の許可を取らなかったのか。
「要望書」や「運搬計画書」を出したことに何か意味があるのか。
産廃の処置に困っていた地権者と、グラウンドが欲しかった野球チームの代表の利害が一致して、強引にグラウンド建設に走ったのではないか。
法律違反を承知の上で、青少年の育成を名目に既成事実を積み重ねていくやり方には反吐がでそうになる。
何より法律違反をしているのに堂々とテレビに出て、自分の身勝手な主張をわめき散らす神経が信じられない。
農地法によれば農業委員会に許可を取らずに農地を転用した場合は、知事が工事を中止させ、原状回復の命令がなされる。
また、これに違反したものには3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科される。
一目でわかる農地法改正 Q&A編
噂の現場「僕らの少年野球場を奪わないで!」というコーナーで、農地法違反を公共の電波で堂々と肯定したのだ。
埼玉県にある少年野球場が農地法の許可を取らずに建設されたため、町と農業委員会が取り壊しを求めているという。
もともと野球場は農地だったが、土建業者が地権者達に「土を入れて整える」といいくるめ、産廃混じりの建設残土を埋め立てられてしまったのだという。
途中で気づいた地権者達は止めようとしたが、業者が怖い人だったので土が積み上げられてていくのを見守ることしかできず、業者が去った後には冷蔵庫やTVがあちこちにころがる小高い山が残された。
困り果てた地権者達は町に整備を相談したが、私有地に税金を使うわけにも行かないので、当然町は拒否。
つぎに地権者達は少年野球チームに話を持ち込んで、農地を野球場にすることにした。
野球チームの代表は農地の転用ができないことを知っていたので、「野球場として使いたいとの要望書」や「グラウンド整備のための運搬計画書」を町に提出していたという。
代表は「野球場建設中に町長や町の職員が見に来ていたがなにも言われなかったし、町長は野球チームの名誉会長だった」と黙認されていたことを強調していた。
野球場を元に戻すにはフェンスなどの撤去に1000万円、土を移動させるのに1億円もかかるため、地主と野球チームはグラウンドごと町に寄付したいという。
スタジオではレポートに出かけた清水國明は当然として森本毅郎までもが、農地の転用許可を取らなかった地権者や野球チームの代表を擁護する。
騒動の根本的な原因である建設業者(産廃業者)については、怖いのかほとんど触れずじまいで、叩きやすい町の役人の対応を杓子定規だと非難する。
野球チームの代表や地権者が農地法の許可を取らず、強引にグラウンドを建設したことは非難せず、産廃の上に農地法を違反して建てられたグラウンドを「町が受け取るべき」と主張。
なぜ野球チームの代表が農地法の許可が必要であることを知っていたのに、農地法の許可を取らなかったのか。
「要望書」や「運搬計画書」を出したことに何か意味があるのか。
産廃の処置に困っていた地権者と、グラウンドが欲しかった野球チームの代表の利害が一致して、強引にグラウンド建設に走ったのではないか。
法律違反を承知の上で、青少年の育成を名目に既成事実を積み重ねていくやり方には反吐がでそうになる。
何より法律違反をしているのに堂々とテレビに出て、自分の身勝手な主張をわめき散らす神経が信じられない。
農地法によれば農業委員会に許可を取らずに農地を転用した場合は、知事が工事を中止させ、原状回復の命令がなされる。
また、これに違反したものには3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科される。
一目でわかる農地法改正 Q&A編
これだと地権者達が土建業者に命令したように読み取れますが、
正しくは、
“土建業者が地権者達を「土を入れて整える」といいくるめ、産廃混じりの建設残土を埋め立ててしまったのだという。”
といった感じではないでしょうか。