世界丸見えで激安航空会社ライアンエアー(Ryanair)の潜入レポート。
ロンドン⇒フランクフルトがたった10ポンド(今1ポンド140円ぐらい)という信じれない激安価格で提供して大人気のライアンエアー。
客席は狭くて多め、荷物預かり有料サービス、食事はあるけど別料金。
フランクフルトには着くけれど、国際空港ではなくて、フランクフルトなんとか空港。
100キロ以上離れてる。
さらに客室乗務員として潜入。
法律で義務付けられた安全管理テストはするけれど、直前講義のノートを見ながら。
そして業務はいいかげん、かつ利益重視の回転至上主義。
飛行機は飛んでなんぼ、地上にいる時間はとても短い。
だから搭乗チェックもいい加減で、パスポートと顔をひとりひとり見ようものなら、飛行機が遅れたとお叱りを受ける始末。
毎日10時間労働が7日間、パイロットも法律ギリギリ月100時間飛行。
離陸直前搭乗後、飛行機にへこみを発見、2時間半待ち。
ソフトドリンク出そうとしたら、上司は許可を出そうとしない。
「安いチケットを買ったんだから、それなりの待遇しか得られない。それがライアンエアーの経営理念」
さすがに客もいらついて、飲み物を要求するものの、あくまでソフトドリンクではなくて、出せるのは水まで。
「ソフトドリンクを出すことはできません。そんなことをすれば首になってしまいます」
とても素敵なライアンエアー。
安いんだからこんなもの。
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これはさすがにジョークだったらしい。