日本の音楽権利を独占的に管理している日本音楽著作権管理協会JASRAC。
MP3プレイヤーから著作権料をせしめようとするなど、その悪事についてはいろいろと伝えられてきたが、この度ついに公正取引協会から排除命令が下った。
ところがJASRACは逆ギレ、徹底的に争う姿勢を見せた。

JASRACをめぐっては、週刊ダイヤモンドがその横暴さを批判した記事を書いている。
しかし公正取引協会の排除命令が出される直前の今月13日、東京地裁でJASRACの主張を認めた判決が下っていた。
今回の公取の排除命令は加藤謙一裁判長にとって、まったくばつの悪い結果となった。

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日本音楽著作権協会 - Wikipedia

週刊ダイヤモンドが組織運営の問題点として挙げている点のひとつが天下り問題である。文部省(文部科学省)からの役員の天下りが50年以上続いていること[12]、JASRACの役員の報酬を決める役員審議会が非公開であること、法外に高い報酬を受け取っていることを述べている。

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