愛知県の男性が岡崎市立中央図書館にサイバー攻撃を行ったとされる冤罪事件で、図書館が声明文で自身の落ち度を否定した。

それによれば「本年7月、大量アクセスに対応できるよう、コンピュータシステムの改善を行った」と、図書館ソフトに不具合があったことを認めながらも、あくまで「短時間に大量のアクセス」を行った男性に責任を転嫁。
朝日新聞に対して、「違法性がないことは知っていたが、図書館に了解を求めることなく、繰り返しアクセスしたことが問題だ」と回答したことについては、批判が集まったからなのか「ホームページは誰にでも開かれています。もちろん事前の申請の必要もありません」と釈明した。

関連

図書館長「了承のないアクセスが問題」【岡崎市立中央図書館冤罪事件】

図書館には資料を検索できる状態にしておかねばならない義務がある。

国会図書館の施策で全国の公共機関のWebサイトが消滅する 岡崎図書館事件(5) 高木浩光@自宅の日記