さて今日も81歳のドライバーによる死亡事故が発生。
高齢ドライバーの死亡事故が続いているように見えますが、近年は年間400件ペースで高齢ドライバーによる死亡事故が発生していますので、やっと報道するようになったと表現したほうが適切でしょう。
これまで高齢者は事故の被害者という面でばかり注目されてきましたが、悲惨な事故が立て続けに発生したため、加害者でもあると認識されてきたと思われます。
高齢者が引き起こす死亡事故が増加傾向にある一方、飲酒運転による事故は減少。
2014年には過去最低となる227件となりました(交通安全協会)。
同年の75歳以上のドライバーによる死亡事故は471件(毎日新聞)ですから、社会的には飲酒運転よりも高齢者の運転のほうがリスクが高いと言えます。
また交通事故死者数が全体で4113人。
75歳以上のドライバーは全体の5%ちょっとなので、件数と死者数の違いはありますが、まあ2倍ぐらい事故リスクが高い。
逆走ですと更に顕著で、全体の2割に過ぎない65歳以上のドライバーが逆走の7割を占めています。
このように数字で見ると、高齢者の運転は明らかに危険で、飲酒運転と同様に法律で禁止し取り締まったほうがよいレベルだと言えるでしょう。
現実的には高齢者の運転を禁止する経済的損失と、事故による経済的損失を天秤にかけることになるのでしょうが。
高齢者運転事故 相次ぐ 04年以降、毎年400件超 毎日新聞
高速逆走、昨年最多259件 7割で65歳以上が運転 朝日新聞
平成26年中の交通事故死者数(24時間以内) 交通安全協会
都道府県データランキング 高齢者ドライバー
交通事故の経済的損失は3兆2,406億円〜秋の全国交通安全運動に向け、啓発リーフレットで交通安全を呼びかけ〜 日本損害保険協会
高齢ドライバーの死亡事故が続いているように見えますが、近年は年間400件ペースで高齢ドライバーによる死亡事故が発生していますので、やっと報道するようになったと表現したほうが適切でしょう。
これまで高齢者は事故の被害者という面でばかり注目されてきましたが、悲惨な事故が立て続けに発生したため、加害者でもあると認識されてきたと思われます。
高齢者が引き起こす死亡事故が増加傾向にある一方、飲酒運転による事故は減少。
2014年には過去最低となる227件となりました(交通安全協会)。
同年の75歳以上のドライバーによる死亡事故は471件(毎日新聞)ですから、社会的には飲酒運転よりも高齢者の運転のほうがリスクが高いと言えます。
また交通事故死者数が全体で4113人。
75歳以上のドライバーは全体の5%ちょっとなので、件数と死者数の違いはありますが、まあ2倍ぐらい事故リスクが高い。
逆走ですと更に顕著で、全体の2割に過ぎない65歳以上のドライバーが逆走の7割を占めています。
このように数字で見ると、高齢者の運転は明らかに危険で、飲酒運転と同様に法律で禁止し取り締まったほうがよいレベルだと言えるでしょう。
現実的には高齢者の運転を禁止する経済的損失と、事故による経済的損失を天秤にかけることになるのでしょうが。
高齢者運転事故 相次ぐ 04年以降、毎年400件超 毎日新聞
75歳以上のドライバーによる死亡事故は2014年は471件起きた。10年前の04年以降、毎年400件を超えている。全体の死亡事故件数に対する割合は04年は6.2%だったが、14年は12.9%に達した。
高速逆走、昨年最多259件 7割で65歳以上が運転 朝日新聞
平成26年中の交通事故死者数(24時間以内) 交通安全協会
○原付以上運転者(第1当事者)の飲酒運転による死亡事故は227件で、記録が残る平成2年以降で最少となりました。
都道府県データランキング 高齢者ドライバー
交通事故の経済的損失は3兆2,406億円〜秋の全国交通安全運動に向け、啓発リーフレットで交通安全を呼びかけ〜 日本損害保険協会