オリンピックは利権や汚職が酷く好きでないのですが、そんな自分でも1996アトランタ・オリンピックのモハメド・アリ聖火点灯は評価せざるを得ません。

1960ローマ・オリンピックで取った金メダルを取ったものの黒人差別されたことに憤って投げ捨てたという伝説。
「ベトコンに反感はない、ニガーと言われてないし」(I ain't got nothing against no Viet Cong; no Viet Cong never called me nigger.)と何気なく返答し、ベトナム戦争で兵役を拒否しチャンピオンを剥奪されてからの復権と王座奪還。
現役を退いてからはパーキンソン病を患いましたが、その不自由な体で震えながらの点火は世界を感動させました。

そのアリと不格好ながら戦ったアントニオ猪木。
イラク戦争の際にフセイン大統領と直接交渉し、人質奪還に成功した2人でもあります。
猪木さんはいちおうイスラムでもあり、闘病という点でも共通します。
彼がオリンピックの聖火を点火していれば、世界に訴えるものがあったことでしょう。
今は入院中であり叶わぬ夢ですが。

ベトコンは俺をニガーと呼ばないモハメド・アリ - 時事通信