ユニチカが工場用地として使用するとして豊橋市から無償で提供してもらっていた土地を、無断で積水ハウスに売却した問題。
盗んだ土地の代金を豊橋市に返すよう市民団体が訴えていたが、名古屋高裁と最高裁はこれを一部認め、代金の一部21億円をユニチカに請求するよう豊橋市長(佐原光一)に命じる。

豊橋市長は21億円請求を ユニチカ土地売却で確定―最高裁 時事通信
 二審判決などによると、豊橋市は1951年、土地を大日本紡績(現ユニチカ)に工場用地として無償提供する契約を結んだ。「土地のうち、使用する計画を放棄した部分は返還する」との条項が盛り込まれたが、ユニチカは工場閉鎖に伴い、2015年、大手住宅メーカーに63億円で売却した。