著書などで「最強節税法」を指南していた税理士(廃業)の志賀公斗(きみと)さんが、架空経費を計上するなどして8億円ほど所得をごまかしていたため刑事告発される。

税理士に8億円所得隠し容疑 金地金使った税還付を指南 朝日新聞
 志賀税理士と2社は不動産投資家らに対し、「金地金(きんじがね)」の取引を使った消費税還付の方法を助言する事業を展開。関係者によると、2社への架空のコンサルタント手数料を支払ったとして自身の所得を少なく申告したほか、2社については売り上げの一部を除外し、2017年までの3年間で計約8億2700万円の所得を隠し、計約2億1200万円を脱税した疑いがある。隠した所得は外国為替証拠金取引(FX)などに使っていたという。