仲間と飲んでいたときにふざけてナメクジを生で食べて広東住血線虫に感染、脳や脊髄を食われ全身が動かせなくなるなど後遺症に8年間苦しんでいたラガーマンの男性が死去。

ナメクジを食べた男性、脳を侵す寄生虫で8年後に死亡 ニューズウィーク
将来を嘱望されるラグビー選手だったサム・バラードは19歳だった2010年、友人たちと自宅の庭でワインを飲んでいた。「ちょっと大人ぶるためのワインだった。その時、その時、ナメクジが這い出てきたんだ」と、友人のジミー・ギャルビンは地元メディアに語った。「『食べてみせようか?』と言うと、代わりにサムが食べた」



広東住血線虫はアジアに広く分布する恐ろしい寄生虫。
ネズミを宿主として成虫になるが、カタツムリやナメクジなどを中間宿主としていて、触ったり食べたりすると感染する。
日本国内では、沖縄で死亡例が報告されている。

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広東住血線虫|愛知県衛生研究所
カタツムリやナメクジ、タニシ、カエルなどを生で食べてはいけません。