九州大で自爆した46歳の男性。
法学の教授を目指し院に進むも、何者にもなれないままズルズルと年令だけを重ねたポスト・ドクターで、専門学校の非常勤職を首になり生活は困窮、ねぐらの研究室からも退去を求められていた。

九大箱崎キャンパス火災 元院生の男性 放火し自殺か 身元判明、福岡東署 西日本新聞
 複数の関係者によると、男性は15歳で自衛官になったが退官し、九大法学部に入学。憲法を専攻し、1998年に大学院に進学した。修士課程を修了して博士課程に進んだが、博士論文を提出しないまま2010年に退学となった。

 ドイツ語を勉強し、文献の校正ができるほどの力を付けた。生前は少なくとも県内の二つの大学で非常勤講師を務める傍ら、教授の研究補助もしていた。元教授は「授業の発表も丁寧で、論文を書く能力もあったのに」と振り返る。