人工呼吸器をつけているのに公立小学校に通わされている児童に、養護学校を勧めた宝塚の教育委員が差別だと認定され辞めさせられてしまう。
宝塚市:「難病児、養護学校が合う」 発言の教育委員辞職 - 毎日新聞
宝塚市:「難病児、養護学校が合う」 発言の教育委員辞職 - 毎日新聞
女児は全身の筋力が低下する脊髄(せきずい)性筋萎縮症を患い、人工呼吸器を手放せず、たん吸引などの医療的ケアが必要。
女児は幼稚園の友達らと一緒の学校に行きたいと訴え、両親も同様に希望したが、市の就学指導では「養護学校が適当」と判定された。その後、両親が小学校に看護師を配置するよう市長に直接要望するなど、市側と交渉を続けた結果、15年に同市で初めて看護師を配置した小学校に入学した。
リンク先>>市教委は今月1日の教育委員会協議会で「一連の言動は、(障害の有無で区別しない)インクルーシブ教育に対する理解が不十分で配慮に欠けた差別発言だ」との結論をまとめた。
「差別」の定義が他の自治体とは異なっているのではないか。