大分県立竹田高等学校の剣道部顧問が部員を暴行の末、死に至らしめるも不起訴無罪放免になってしまう。

剣道部事故 最高検申立て認めず|NHK 大分県のニュース
この事故は平成21年8月、県立竹田高校の2年生だった工藤剣太さんが剣道の部活動中に熱中症で倒れて亡くなったもので、顧問と副顧問だった教諭2人が業務上過失致死の疑いで書類送検されました。

これに対し、大分地方検察庁は平成24年に2人を不起訴にしたあと、大分検察審査会の「不起訴不当」の議決を受けて再捜査した結果、改めて不起訴にしました。

大分県剣道部員死亡事件 <2> 裁判に至った経緯 スポーツペアレンツジャパン
8月22日のその日、剣太は剣道部の練習中に熱中症を発症し、ふらつき、荒い呼吸、さらには意識障害などが見られ始めていたのです。
ところが、剣太がふらつき始めてから「演技をするな!そげん演技はせんでいいぞ。」と顧問は言いました。

そして剣太一人に厳しい練習を課した時も、腰が「く」の字に曲がるほど蹴ったり、壁に何度もぶち当って意識を失い、倒れて動かなくなっている剣太を何度も殴り続けたりしたこと――。