ラーメンスープの飲み過ぎなどで、永く短命県の座を守っている青森県。
短命の汚名を返上したい県の要請を受けた人気ラーメン店主が、自ら6時間かけて仕込んだ自慢のスープを残すよう客に呼びかけてしまう。

ラーメンのスープ残して… 短命県の人気店、苦渋の訴え 朝日新聞
 人気商品「味噌(みそ)カレー牛乳ラーメン」を目当てに県内外の客が訪れる青森市の「味の札幌 大西」。昨年12月、青森県によるラーメンの塩分測定に協力した大西文雄社長はテレビカメラに向かって呼びかけた。


厚労省の目標が8グラムのところ青森県は13グラム(男性)と、全国でもトップクラスの塩分摂取量で、脳卒中や心筋梗塞が非常に多い。
インスタントラーメンの消費量が全国トップというデータもあり、青森県民は非常に塩分を好む傾向にある。
特に問題視されているラーメンのスープに含まれる塩分は、4グラムぐらい。

健康・栄養調査:「短命」青森県民、減塩進まず - 毎日新聞
県は目標を8グラム以下としているが、青森県は外食でラーメンを食べる人が多い。このため「飲食店で提供されている麺類の食塩量を確認し、1日の目標値の周知を図りたい」としている。