慈恵医大の嘉糠洋陸(かぬか ひろたか)教授が寄生虫を飲んで乾癬などを治療する臨床試験をスタート。

寄生虫の卵のんで、皮膚や腸を治療 慈恵医大が臨床試験 朝日新聞
寄生虫によって一時的に感染症を引き起こすことで免疫システムを調節し、皮膚の病気・乾癬(かんせん)や潰瘍(かいよう)性大腸炎などの患者への効果が期待されるという。

 「豚鞭虫(ぶたべんちゅう)」と呼ばれる線状の寄生虫の卵を健康な男性にのんでもらう。


寄生虫がアレルギーを改善するという研究は以前から出ていた。
虫を使った治療法としては、壊死した組織を蛆虫に食べさせる「マゴットセラピー」がある。

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