さて一連の暴力に八百長疑惑、週刊文春などの報道から、モンゴル力士が異常に勝ち負けにこだわる理由が見えてきました。
結論を言えば、文字通り土俵の勝ち負けでモンゴルの大統領が決まるから。

実際に先の選挙では、ダグワドルジ朝青龍に応援されたバトトルガさんが大統領に選出。
論功行賞で朝青龍の兄が鉱業・重工業大臣の地位を得ました。
モンゴルでは人気スポーツ相撲での地位が社会的地位や資産に変わり、ひいては大統領選挙の結果まで左右するのです。

これまで日本の八百長相撲では、優勝や勝ち越しがかかっている力士が星を買うというような形で行われてきました。
幕内優勝すれば1000万プラスアルファ、そうでない力士の星はせいぜい100から200万といった報酬ですので、まあ売買したくなる人も出てくる金額です。
しかしモンゴル力士の場合、たとえば朝青龍は優勝25回669勝で得た日本円と知名度と政治的な影響力を元手にして資産を100億円にまで増やしています。
一部のモンゴル力士にとって、星1つあたりの価値は1000万単位まで跳ね上がっているのです。

こうした状況では、星の売り買いが行われないほうが不自然と言わざるを得ません。


モンゴル大統領に野党のバトトルガ氏 脱中国依存めざす :日本経済新聞
大相撲の元横綱朝青龍、ダグワドルジ氏の支援を得て若者に人気を集めた。

モンゴル、元朝青龍のダグワドルジ氏兄弟が要職に :日本経済新聞
石炭や銅など豊富な資源を持つモンゴルで鉱業相は重要ポスト。

元朝青龍のダグワドルジ氏の総資産は「100億円」 : スポーツ報知