東京新聞が横浜ベイブリッジに米軍ヘリが数十mに異常接近したとフェイクニュース。

米軍ヘリ、ベイブリッジに低空接近 市民団体が撮影 真横飛行「危険だ」 
星野さんが横浜港を望む地点から撮影した画像には、最上部が百七十五メートルのベイブリッジのケーブル付近を飛ぶヘリがとらえられている。また橋までの水平方向の距離について、星野さんは「数十メートルの近さだった」と証言している。  ノースドックで離着陸するヘリやドックに入る艦艇の監視
https://twitter.com/tokyoseijibu/status/900202551534129153
[画像:e4d5f515-s.jpg]

ヘリの全長はだいたい15mほどで、トレーラーより少し小さい。
撮影した場所は大桟橋か赤レンガ辺りで、ベイブリッジとの直線距離は2kmぐらい。
この写真ではヘリがトレーラーの2倍ぐらいに見えるので、橋とヘリは1kmぐらい離れているものと思われ。
そもそもベイブリッジから遠く離れたところから、橋に数十mに接近したかどうか観測することは可能なのかという問題。

望遠レンズには距離が詰まって見える特性があり、今回のフェイクニュースはこれを悪用したもの。
東京新聞にはちゃんとした写真部があるはずなのだが、なぜチェックをすり抜けて記事になってしまったのか。

https://goo.gl/maps/FSR9pa9Rxp82
[画像:e9debf76-s.jpg]


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