横綱や大関は立ち会いで変化せず、まっすぐにぶつからなければならないという暗黙のルール。
左ひざを痛めた照ノ富士(大関、モンゴル人)が変化した時は「モンゴルに帰れ」とブーイングされたが、左手を痛めた稀勢の里(横綱、日本人)の変化は不問にされる。

照ノ富士、変化で王手も大ブーイング!「モンゴル帰れ」スポーツ報知
立ち合いで変化し、観客の激しいブーイングを浴びたが、古傷の左膝を痛めており、奇襲戦法で1敗を守った。

 観客は驚きで一瞬静まり、激しいヤジが飛び交った。「モンゴルに帰れ!」「恥を知れ!」。期待外れの結末を受け、観客は不満を怒りに変えて大関に浴びせた。

【甘口辛口】奇跡の逆転V…横綱の権威を守るために稀勢の里が取った屈辱の決断 サンスポ
立ち合い、左に変化した稀勢の里が土俵際で右からの突き落としで勝ち、13勝2敗で並んだ。