元都知事の石原慎太郎さんが汚染された東京ガスの土地を不当に高く購入した問題で会見。
「座して死を待つつもりはない」と威勢のいい言葉で始まりながらも、「契約書にサインした覚えはない」「瑕疵担保責任は知らなかった」などと見苦しい言い訳に終始。
最終的には小池百合子都知事が悪いと言い出す始末。

石原氏会見詳報(3)「浜渦さんに任せきり」「私一人というより行政全体で責任」毎日新聞
 橋本氏 協定書に合意したご記憶はないか。

 石原氏 それはもう、ありません。当事者がしたわけですから。私自身が東京ガスとの契約書にサインした覚えはありません。それは、捺印(なついん)するような契約書だったか。少なくとも記憶はございません。担当者の誰かが、何らかのサインはしたでしょうね。その時に私のはんこが使われたということではないか。

瑕疵担保責任の免責「知らなかった」…石原氏 読売新聞
東京ガスがさらなる土壌汚染対策費を負担しないという「瑕疵担保責任の免責」が盛り込まれたことについては、「これまで知らなかった。報告も相談も受けていない」との認識を話した。

石原氏「混迷の責任は小池さん」 市場移転問題で会見 朝日新聞


数百億円の土地売買で知事本人の確認が無いということは考えにくい。
知事の意思に反して契約が結ばれたという設定を信じるなら、なぜ勝手に契約した人物を刑事告訴しないのか、売買契約を無効にする裁判を起こさないのかという話に。