フルハイビジョンの4倍の精細さの4K放送について、録画を不可能にして欲しいと民放連の井上会長。

高精細「4K」録画不可の検討を 民放連の井上会長 - 共同通信 47NEWS
 井上会長は、番組を違法コピーした動画がネット上に多く出回り、放送局や出演者らの権利を侵害している現状を指摘。「4Kは非常に高精細で、(原盤の)マザーテープがどんどん出ていくことになる。録画してくださいとはなかなかいかない」と述べた。


録画が不可能になると、放送時間にテレビの前に座らなくてはならないため、ドラマなど連続視聴を求められるコンテンツは討ち死に。
深夜放送のアニメも消滅するおそれ。
見逃しを公式がネットで補完するにしても4Kではデータ量が膨大になるため、困難が予想される。

録画を禁止する理由として違法コピーを挙げているが、それで失われる利益はどれだけ存在するのかという疑問。
現在でも動画サイトに上がるようなハプニング映像やハイライト部分を視聴できるサービスをテレビ局は提供していない。

また、テレビ番組の録画が出演者の犯罪や違法行為の証拠として利用されることも多く、録画禁止は犯罪を助長しかねない。