龍神を自称していた祈祷師の近藤弘治さんが、1型糖尿病の男児が死神に憑かれているなどとして「手かざし治療」を開始。
両親にインスリン注射では治らないと説明し止めさせたため、男児はインスリン欠乏で死亡した。

注射中断させ糖尿病児死なす…「治療」の男逮捕 読売新聞
近藤容疑者は母親から相談を受けると、「インスリンは良くない」などと言って注射をやめるよう指示し、「治療」と称して男児の足や腹を触るなどの行為を繰り返し、200万円以上を受け取った。


1型糖尿病は膵臓の細胞が破壊されインスリンを分泌しなくなる病気。
インスリンが欠乏すると血中の糖を処理できなくなり、体が代わりのエネルギーとしてケトン体を大量に生産し意識喪失、死亡に至る。