JR東海が乗務員に運転中の水分補給を制限したところ、乗務員が熱中症で次々と救急搬送される事態に発展。
さすがに水分補給の制限は取りやめたものの、柘植社長が水分補給と携帯電話は同じだなどと、訳の分からないコメント。

水分補給の報告「乗務に専念するため」 JR東海が説明 朝日新聞
 乗務員のパンやジュースの飲み食いは「鉄道の歴史上ずっとあった。乗務中は乗務に専念しなくてはならない」。それで水分補給についても厳しく対応したと説明し、「車を運転中の携帯電話がだめなのと同じだ」と語った。

 ただ、同社では5月下旬、熱中症とみられる症状で運転士や車掌が相次ぎ救急搬送されたため、方針転換。乗務中に水を飲んだら報告書を書くなどのルールをやめ、駅に停車中に水分補給を促すことにした。

職場での熱中症は労災で、水分補給を制限したとなると労働基準法の安全配慮義務違反ですので、労基署の指導が待たれます。
また乗客を危険にさらしているという点では国土交通省の監督不足、上場企業としてはコンプライアンスの問題がありますね。

JR東海柘植http://company.jr-central.co.jp/company/about/executives.html