オウム真理教が地下鉄で毒ガスサリンを撒き、13人が死亡し6300が負傷した事件から20年。



主犯とされる麻原彰晃こと松本智津夫は未だ事件について語らず。
事件の前に日本テレビで麻原がビートたけしと対談したり、朝まで生テレビ!などに出演していたことや、TBSが坂本弁護士一家の殺人に加担したことはテレビ局的に無かったことに。
在日韓国人が生中継でオウムの幹部を刺殺した事件や北朝鮮との関係について、関係が深いと言われていた警察庁長官狙撃事件についても真相は藪の中。
テロを防ぐ手段である宗教法人への課税や破壊活動防止法の適用は見送られ、対策らしい対策は警察の監視だけ。

今でもオウムをもてはやした番組がネットに上がると、著作権を理由に次々と消されていきます。
こうして事件についての忌まわしい記憶や教訓は、遺族など特別な人を除いて忘れられていくのでしょう。



麻原彰晃
麻原彰晃


止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記
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