イスラム国ISILの誘拐事件で、ヨルダンが拘束している爆弾テロ犯を釈放すれば日本人の人質を開放するという条件が出されています。
しかしこれはヨルダンにとって絶対に許せない話なのですね。

イスラム国拘束:政府、ヨルダンと連携強化…「殺害」映像 毎日新聞
犯行グループはヨルダンで拘束されたサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を後藤さん解放の交換条件としており、政府はヨルダン政府と緊密に連携する方針だ。



なぜなら、2003年に毎日新聞の五味宏基さんが空港にクラスター爆弾を持ち込み、1人を殺害5人を負傷させるという事件を引き起こしているからです。
ヨルダン国民にすれば、爆弾テロ犯の仲間を救うために爆弾テロ犯を釈放せよと言われているようなもの。
爆弾事件はヨルダンの国民感情に少なからず影響していると思われますが、この重要な事実を毎日新聞を始めとしたマスコミが報道しないのは何故なのでしょうか。