さて大飯原子力発電所の再稼働に反対して首相官邸前で大規模なデモが行われた訳ですが、これが非常に気持ち悪い。
無邪気に自らの正当性を信じる姿は、吐き気すら催します。



たしかに大きな事故がありましたから、原子力発電は許容できないという意見は理解できます。
現状の安全対策も不十分です。
国民の意見が合致すれば、原発を全廃するという選択もあるでしょう。
しかし事故から1年3ヶ月、急に全廃しろというのは明らかに無理があります。

電力がなければ仕事ができませんし、生活にも支障が出ますし、節電にも限度がある。
特に関西電力は半分を原子力でやってきたわけですから、原発を止めれば足りないに決まってるわけですよ。
仮に原発を全廃するにしても、代替となる発電所ができてからのこと。
無理に原発を止めれば、無理な節電で倒産する企業が出たり、停電で経済活動に支障が出たり、事故が発生したりするでしょう。
つまり原発の再稼働に反対するということは、関西の人に死ねと言ってるのと同じ事なんですね。

原発を動かさないと困るのは国民、総理大臣は国民の代表なんです。
もし原発を止めたいと主張するのであれば、総理大臣に対してだけではなく、国民に対しても節電を呼びかけたり、経済的な負担への理解を求めるべきでしょう。
しかしデモを行う彼らは、自らの要求によって被害を被る人たちを想像することもなく、ただ扇動者に煽られて喚くばかり。
かつての「日比谷焼打事件」を想起させるデモに、「紫陽花革命」という名前をつけて美化する姿はまるで毛沢東。
いっそ「節電紅衛兵」を作って、節電しない企業や個人を取り締まられてはいかがですか。

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