東京電力が電気料金の値上げを言い出して非難轟々なんですけど、去年の夏ぐらいには原発を止めると電気料金が上がるけどいいのかって話が出てて、原発反対派の人たちは「値上げウェルカム!」とか言ってたんですけど、いざ値上げが現実のものとなってくると反対とか騒いでいるわけで、彼らは基本的にクズなんだと思います。
値上げに反対している人でまともなのは、「値上げするなら明細を出せ」と言っている猪瀬副都知事ぐらいでしょうか。

東京新聞:都、東電値上げ「待った」


東京電力を兵糧攻めしたいという気持ちはよくわかりますが、今回の電気料金の値上げは燃料費の増加によるものであり、原発賠償や東電の職員が私腹を肥やすために使われるわけではありません。
もちろん適正な要求であると東電がきちんと説明するべきであり、説明が足りていなかったために副都知事が怒っているのですが。

自由化部門のお客さまに対する電気料金の値上げの概要 東京電力 pdf

いずれにせよ、現実として東京電力が燃やしている燃料は増えているわけですから、増加したコストを誰かが負担しなければいけません。
「原発は止めろ、ただし電気料金の値上げは許さん」というのは、無い物ねだりをしているだけのようにしか見えないのですが。

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