民主党の小沢一郎議員が、20日の会見で自分は潔白だと主張する書類の偽造を認めた。
偽造したのは問題となっている世田谷区の土地を「小澤一郎(戸籍名)」ではなく、政治資金団体「陸山会」が所有していると主張する「確認書」という書類。
週刊現代が土地問題を報じ、小沢議員が釈明会見で報道陣に向け証拠として公開するため、急遽作成したことが明らかになった。
小沢議員は「他の書類と一緒に作成を指示したが、落ちていたので事後的に作成しただけだ」と開き直った。

土地取引2年後に書類作成 小沢氏「たまたま」 朝日新聞
 「陸山会」の土地取引をめぐって裁判が続く小沢一郎・民主党元代表が20日の会見で、土地の権利関係を定めた書類を実際の取引の2年後に作成していた事実を認めた上で、「たまたま作成されていなかっただけで、問題はない」とする見解を示した。

 小沢氏は2005年分の政治資金収支報告書に4億円以上の「事務所費」を計上したことについて、07年2月に記者会見を開いて説明した。その中で、陸山会が購入した土地を自らの名義で登記した理由について、「登記は自分名義だが、個人資産にはしない」とした05年1月7日付の「確認書」を公表した。

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この後、小沢議員は週刊現代を発行する講談社に名誉毀損だと6000万円の損害賠償を請求、敗訴している。

小沢一郎 完全無罪 「特高検察」が犯した7つの大罪
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