大船渡市三陸町に住み津波災害の研究をしている山下文男さんが、「津波と防災ー三陸津波始末」という本を書かれているのですが。

津波と防災―三陸津波始末 (シリーズ繰り返す自然災害を知る・防ぐ)
津波と防災―三陸津波始末 (シリーズ繰り返す自然災害を知る・防ぐ)

この中で津波災害後の高所移転と、莫大な資金をかけて作られた田老村の防潮堤について書かれているのですが、奥尻島を守っていた防潮堤を津波が超えて来たことを例に挙げ、防潮堤の効果を過信するべきではないと主張されていました。

そして今回の津波で山下さんも入院先の陸前高田市の病院で津波に遭い、津波からてんでんばらばらに逃げる「津波てんでんこ」の教えと、ハード整備の限界、防災教育の大切さについて再確認されたそうです。

津波研究者、九死に一生 大船渡の山下さん 岩手日報