TBSホールディングスが3月期連結決算で23億円の赤字を計上し、30億円とも言われる横浜ベイスターズの赤字の補填は不可能となりつつある。
週刊文春のスクープを自分が取ってきたネタであるかのように報じる新聞テレビの死期が近いのを実感しつつ、週刊文春が有力売却先と報じた3社を見ていこう。

まず最も有力と見られている住宅設備最大手の「住生活グループ」

INAXやトステムといった優良企業を傘下にもつ企業グループで、資本も大きい。
グループとしての知名度は低いゆえの参入と見られるが、TBSの後釜としてはクリーンすぎるのが弱点か。

続いてはおなじみ日清食品。

資本としては大きいが、いまさら名前を得る必要がなく、参入の必要性に乏しい。
不祥事もラ王のCM撮影で登山家に迷惑をかけたぐらいで、少し物足りない。

そして京都市のIT関連企業フェイス。

パソコンを販売しているフェイスではなくて、電子マネーや着メロの会社らしい。
これは3月第一四半期の売上高が171億円で営業利益が3億6000万円と、球団を支えられる規模にはない。

つまりこのままいけば、住生活ベイスターズになる可能性が濃厚だ。