荒井国家戦略担当大臣の政治団体「荒井さとし政治活動後援会」が、事務所費を架空に計上していると読売新聞が「国家戦略相、事務所実態ないのに4222万計上」と報じた。
しかし政治資金報告書を確認してみると、「主たる事務所」として記載されているところは東京都府中市のUR賃貸住宅「府中グリーンハイツ」で、事務所として利用しているとは言い難いが、家賃等も計上されておらず、不都合な点は見あたらなかった。
事務所費は家賃とは限らない。
荒井さとし政治活動後援会 収支報告書 平成20年分 (pdf)
荒井さとし政治活動後援会 収支報告書 平成19年分 (pdf)
領収書を確認すれば不都合な点はあるかもしれないが、現時点で荒井国家大臣の不正といったニュアンスで報道するのは不適当。
だが同時に、過去の報道や、尻馬に乗った民主党、政治資金規正法のいい加減さについても問われてしかるべきだろうが。
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もしくは本当に事務所を持つことを必須とするか、どっちか。
クリーンな政治なら国民にわかりやすくするのは当然かなと。