TBS報道特集で自転車の前サスペンション破断事故。


イタリアの名門メーカー「ビアンキ」の自転車を、ネットで7万8000円出して購入した中島さん。



平坦な道を走っていたところ、突然前輪が外れて前につんのめり頸椎を損傷、首から下が動かせなくなってしまった。

日本車両検査協会の小野田さんによれば、事故の原因はサスペンションの中に水がたまり、腐食したのが原因だという。




前輪のフォークは2本のバネだけでつながっており、つなぎ止めるピンはなかった。
中島さんは自転車を家の中で保管、サスペンションの手入れはしていなかったと話す。
同タイプの自転車でバネが折れる事故は、少なくとも3件報告されていたが、中島さんは知らされていなかった。

自転車のブランドは「ビアンキ」だが、ビアンキは製造にかかわっていないと説明。
輸入元のサイクルヨーロッパジャパンも企画製造にはかかわっていないと説明。
サイクルヨーロッパジャパンから独占販売権を受けたアキボウは、サイクルヨーロッパジャパンに対応を任せており、フロントフォークを作ったのは台湾穂高で、台湾穂高が採用したサスペンションのメーカーがRSTだと説明。



台北サイクルショーでフロントフォークを組み立てた台湾穂高に直撃すると、「RSTに聞いてほしい」
RSTは保険会社に対応を任せていると説明。


メンテナンスが悪いのか、作りが悪いのか。
作りが悪いにしても、いったいどこが悪いのか。
しかし仮にもビアンキの名前を使わせるのなら、製品の管理ぐらいするのが筋だと思うんだが。


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