歌田さんが何回も話してたクリス・アンダーソンの「Free: The Future of a Radical Price 」。
タイトル通りネットで無料で配ってたので読んでみた。

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略

ジレットが替え刃で稼ぐみたいな、消耗品や付随した商品で回収する「無料」
携帯をタダで配って利用料金で回収する「無料」
広告費で運営される「無料」メディア。
音楽を「無料」で配ってコンサートやグッズで回収するレディオヘッド
アイテム課金のネットゲーム。
ここまではそんなに目新しいことはない。

面白いのは5%の有料利用者が全体を支える「フリーミアム」というビジネスモデル。
日本でいうと、ニコニコ動画なんかがそう。
利用できる機能なんかで差をつける。

ネットでは注目(トラフィック)や評判(リンク)という形で報酬が支払われるという仮説が本書のキモ。
そして評判を数値化するページランクは金本位制で、通貨供給量をコントロールするGoogleは中央銀行という仮説は興味深い。

ブログを書くことによって得られる利益に関してはこんな風に説明。
「私たちがそのブログを訪問したり、そこにリンクを張れば、そのブロガーの評判が上がる。その評判を利用して仕事を得たり、ネットワークを広げたり、多くの顧客を見つけたりできる。」
広告収入については「どれほど人気のブログでも、ブロガーがそれを書くことに費やす時間に対して広告収入では最低賃金すら払えない」としている。

うちもそんな感じ。