中日の吉見投手のビタミン注射がドーピング禁止規定違反に反するとして聴取された。
読売新聞もこれを報じ、ソフトバンクの選手などの例を出して説明したが、巨人のゴンザレス選手が覚醒剤を使用して解雇されたことにはふれなかった。

中日・吉見、ドーピング禁止規定違反容疑で聴取 YOMIURI ONLINE

 NPB規定では、ドーピング違反と認定されれば、けん責や出場停止などの処分が行われる。2007年には、ソフトバンクのガトームソン投手が、飲むタイプの発毛剤に、当時の規定による禁止薬物が含まれていたことから20日間の出場停止処分を受けている。吉見投手の場合、違反と認定されない限りは、試合出場への制約はない。

(2009年10月23日00時02分 読売新聞)

2007年の例を出し、2008年の例を出さないのはあまりに不自然。

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