漫画家の唐沢なをきがNHK「マンガノゲンバ」の取材を受けたが、あまりに失礼な態度だったので取材を拒否。
しかもその顛末を漫画にしてしまうという暴挙に出た。

コミックビーム 2009年 10月号 [雑誌]
コミックビーム 2009年 10月号 [雑誌]

問題の漫画は月刊コミックビーム10月号に掲載されている「マンガ極道」
あらすじは特撮の漫画を描いている漫画家にMHK「マンガNOW」の取材が来るというもの。
「子供の頃から特撮の漫画を描きたかった」というディレクターの筋書に沿ってインタビューに答えるよう強要され、耐えきれなくなった漫画家が切れて番組がお蔵入りになってしまう。

ディレクターが先入観を持って絵を取りに行くという番組作りのやり方は仕方のないところもあるだろう。
しかしだからと言って、相手を自分の期待通りにしゃべらせるというのはいかがなものか。
一つの漫画を読んで、漫画家の人格が理解できるはずもないのに。

関連

唐沢さんのブログでも妻のよしこさんが今回の取材の件について説明している。

からまんブログ:『マンガノゲンバ』の件

取材の対象になった「ヌイグルメン!」

ヌイグルメン! 1 (KCデラックス)
ヌイグルメン! 1 (KCデラックス)

NHKの取材をネタにした「マンガ極道」

まんが極道 3 (BEAM COMIX)
まんが極道 3 (BEAM COMIX)