ラビア(総力報道THE NEWS 7/28)

中日新聞にウイグル関連ニュースが3つ。

暴動1ヶ月 ウルムチルポ
公安当局がウイグル族の出入を制限、パスポートも没収。
ネットと携帯メールは使用できず、国際電話もかけられないという。

「ウイグル会議」主席が豪に到着
ABC放送によると、カーディル氏の暴動関与を息子らが避難したと中国当局が発表したことについて、カーディル氏は4日、子どもが私に敵対するよう強要している、と中国政府を非難した。

主席が建設のビル 取り壊しを命じる
ラビア・カーディル主席が、ウルムチに建てた「ラビアビル」の取り壊しを地元政府が命じたことが四日分かった。

ラビアさんはウイグルで事業に成功し、中国10大富豪と呼ばれるまでになった。
しかし中央でウイグル族の権利を訴えたため、強制収容所に入れられた後、中国を追われた。
残されたラビアさんの家族は中国政府の厳重な管理下に置かれている。

中国政府はラビアさんの日本入国に露骨な圧力をかけてきた。
移動、通信の自由がないのは当たり前。
財産権も政府の胸先三寸しだい。
まるで近代国家の体をなしていないが、それに中国が気づくことはないのだろう。

中国を追われたウイグル人―亡命者が語る政治弾圧 (文春新書)