NHKのナビゲーションで富士ハウスの破綻。
お金を振り込んだのに家が完成してない被害者は1900人以上、被害総額は45億円にものぼる。

富士ハウスで家を注文した家族。
工事がストップ、外から自分の家を眺めることしかできない。

富士ハウスが傾くきっかけとなったのは、愛知県弥富町に作った大きな資材工場。

運転資金が少なくなった富士ハウスは、営業社員に建築代金を早く客に振り込ませるように指示を出す。

営業マンに急かされ、7割も前金を振り込んでしまった被害者。

ところがその2日後、富士ハウスは自己破産。
残されたのは毎月10万円35年のローンだけ。

スタジオの専門家は「前金7割って聞いたことない」

このような事態に備えて住宅完成保証制度(要するに保険)があるが、利用者は少ない。
住宅メーカー経営者は倒産の話をすると客が引くとか、2000万円の住宅で5万円の保証料は高いなどの理由を挙げた。

借入資金が多い建売業者に比べて注文住宅業者はリスクが低いから、一般的にはつぶれにくい。
富士ハウスは多額の投資と不況の合わせ技で逃げ場が無かったのだろう。
ただ建築条件付き宅地が不良在庫になればまた別だ。

それとやはり中間金で7割というのは異常。
担保が無ければローンは実行されない(にくい)はず。
変な借り方をしたのかも。

いろいろ引っかかるポイントはあるんだけど、やっぱり販売のプロにかかるとどうしても丸め込まれちゃうのが一番の問題なんだろう。

関連

なんか今片山さつき(静岡)のブログを見たら、土地もないのに建築請負契約結んでたって。
これは完全にアウト。

さつきブログ:元富士ハウス社員の告発・明日の議連は1時半開始に変更!

ここも詳しい。

【 デジタル建築工房 in 掛川 】 オオタ@コバヤシ建築

富士ハウス倒産/1282件、新居未完成/7割前払い、入金急がす 赤旗

痛いテレビ: みのもんたでタマホームの被害者続出

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おまけ