同時3点ドキュメント 第4回「煙と金と沈む島」

南太平洋の小国ツバルは、地球温暖化の影響で海面が上昇し、国土を失おうとしている。
魚を捕り、椰子の実を飲み、芋を育て、穏やかに暮らしてきた人たち。
大潮で床上浸水の被害にあった老人は「永遠に生きられる土地などどこにもない」とつぶやく。

採掘時に大量のメタンを排出して地球温暖化への影響が大きい石炭を大量に増産する中国。
重慶の炭坑で豊かさを求めて働く兄弟。
そこへ三井物産が温暖化ガスの排出権を買い付けにやってくる。
炭坑の人はメタンガスの排出を抑える装置を設置させて金がもらえるということが理解できない。
とりあえずもらった金で石炭を増産。

ニューヨークで排出権を売買する企業ナットソース
アメリカは京都議定書に参加していないが、排出権を売買することは許されている。
とりあえずアメリカと中国が悪いということと、日本とEUが貧乏くじを引いて、ツバルの人が悲惨な目に遭っていると言うことは分かった。
温暖化ガス排出権=金。
アメリカと中国の排出量は無制限=何もないところから20兆円。
なんかだまされているような気がしてきた。

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海面上昇でツバルとヴェネツィアと厳島は悲惨なことになると思うが。
ようこそ!石炭ランドへ

ツバル―地球温暖化に沈む国
神保 哲生
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