昨日はCBCのイッポウで「農家のこせがれ」の宮治さん。
宮治さんは慶大卒のエリートだったけど、実家の養豚業を継いでブランド豚に。
人的資本と物的資本があれば、成功する確率も上がるってもんでしょう。
うってかわってクローズアップ現代では、派遣だった人が農業法人に勤めたけど労働時間が不規則とか少ないとかで、なかなか定着しないというレポート。
単純労働はパートやバイトでまかなえるから、欲しいのは企画や経営力のある人だそう。
そういった人はもともと農大に行ったりしているわけで、派遣切りされた人に求めるのも違うような気がする。
友達でおっきな農家の子も東京農大行ってた。
耕作放棄地が広がる過疎地では、何度か農家を募集したものの、失敗続き。
町営住宅を用意して、1年住んだら10万円って集めたら1年目に誰もいなくなる始末。
食えなきゃ定住するのは無理。
儲かることならほっといても誰かがやるわけで、その気がない人にむりやり勧めても意味はない。
ここのところの就農キャンペーンは、「これからは介護の時代」と言っていたあのころの雰囲気を彷彿とさせるところがある。
逆張りの法則でいっても、みんなが農業って言っているときはやめといた方がいい。
関連
農大と言えばこれ。
二ノ宮知子のマンガだけどあんまり売れてないよね。
稲作マンガ、けっこう好き。