ハードルの為末大が所属するAPF(アジア・パートナーシップ・ファンド、本籍地バハマ)が投資資金をだまし取ったとして大阪の会社社用に告訴された。
告訴される前、週刊新潮がこのネタを入手、「『詐欺の片棒を担いだ』と告訴されるメダリスト『為末大』」という見出しで記事にした。
この記事に対し為末は名誉を毀損されたとして4500万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴。
為末は告訴を免れていたため、地裁は見出しについてはクロ、記事の内容はシロと判断を下した。
記事は事実と認定されたのに、「新潮敗訴」の見出しだけが一人歩きする。
これもまた新潮に対する名誉毀損なのではないだろうか。
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畠山稔裁判長は「電車の中づり広告や新聞広告を見た者の多くは雑誌を読まないため、広告の内容が名誉を傷つけるかどうかは記事とは別に判断すべきだ」と指摘。 その上で「(為末選手が)『詐欺行為に加担して告訴される』と断定した広告の見出しは真実ではない」として名誉棄損に当たると認定した。
記事は「為末選手の(所属先を告訴した会社に対する)回答次第で告訴される」との内容で真実と判断、名誉棄損には当たらないとした。
@nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:週刊新潮
「“詐欺の片棒を担いだ”と告訴されるメダリスト“為末大”」の週刊新潮の記事では Yahoo!知恵袋
為末大選手だけじゃないーー「昭和ゴム」を傘下に治めたあの「APF」に投資している芸能人、スポーツ選手 情報誌「ストレイ・ドッグ」